地域の気候や土壌の性質によって湿気の溜まりやすさに違いが出ます。
庭の湿気が多くて苔やカビが生えて困っている。
家の中の湿気が多いのは庭がジメジメしているせい…?
庭の湿気を手軽な方法でなんとかしたい。
そこでこんな疑問はありませんか。
- 庭の湿気対策に消石灰は効果ある?
- 消石灰はどうやって使えばいい?
- 北側の庭のような湿気が多い場所にも効果はある?
この記事では庭の湿気対策には消石灰が効果的!砂利も併用すれば湿気対策の効果がアップについてご紹介します。
- 消石灰は湿気を吸収して取り除いたり、土壌の状態を整えて湿気が溜まりにくくなる効果が期待できる。
- 粉状の消石灰が均一に撒きやすい。
- 1平方メートルあたり20〜50g程度を目安に、湿気が多い場所には少し多めに撒く。
- 土の表面にできるだけ均一に撒く。
- 砂利を敷くことで地面の水分が蒸発しやすくなって湿気対策の効果アップが期待できる。
これらについて詳しくご紹介しますね。
庭の湿気対策には消石灰が効果的
庭の湿気対策には消石灰が効果を発揮します。
消石灰を庭に撒くことで
- 消石灰に含まれるカルシウムが湿気を吸収して取り除く。
- 水分を保ちやすい酸性の土壌を中和して、湿気が溜まりにくい中性の土壌にする。
- 土壌が中性になることで微生物の活動を適正にして、過剰な湿気が溜まりにくくなる。
という効果が期待できますよ。
庭の湿気対策としての消石灰の使い方
湿気対策として消石灰を使う場合は、土の表面に撒くだけでOKです。
土の中に混ぜ込む必要がないので手軽ですね。
でも、消石灰を大量に撒けば良いというわけではありません。
消石灰の選び方や撒き方など、庭の湿気対策としての消石灰の使い方を詳しくご紹介します。
選び方:消石灰は【粉状】を選ぶ
一般的な消石灰には「粉」と「粒」があります。
庭に撒く場合は均一に撒きやすい粉状の消石灰がおすすめです。
必要量:1平方メートルあたり20〜50g程度が目安
必要な消石灰の量は撒く範囲に合わせて計算します。
一般的には1平方メートルあたり20〜50g程度を目安にします。
消石灰が入っている袋の表示を確認して、必要量の記載があればその表示に従って計算してください。
消石灰を撒きすぎると土壌のpHバランスが崩れたり、庭の植物に悪影響を与える可能性があるので注意が必要です。
撒き方:土の表面にまんべんなく撒く
消石灰は土の表面にできるだけ均一に撒きます。
他と比べて湿気が多い場所には、少し多めに撒きます。
撒く範囲が広くない場合は手で撒けばOKです。
撒く範囲が広い場合や、手では均一に撒くのが難しい場合は散布機を使うと楽ですよ。
楽天のこちらのショップには散布機を使った上手な撒き方についての記載があるので参考にしてくださいね。
砂利も併用すれば湿気対策の効果がアップ
砂利は太陽の熱を吸収しやすく、温められた砂利の熱で地面の水分が蒸発して湿気が溜まりにくくなります。
北側にある庭など特に湿気が気になる場所に砂利を併用すれば、庭の湿気対策をより効果的に行うことができます。
予算に余裕がある場合は砂利の下に防草シートを敷いておけば、砂利の隙間から雑草が生えにくくなって庭のお手入れも楽になりますよ。
庭の湿気対策には消石灰が効果的!砂利も併用すれば湿気対策の効果がアップまとめ
この記事では庭の湿気対策には消石灰が効果的!砂利も併用すれば湿気対策の効果がアップについてご紹介しました。
- 消石灰は湿気を吸収して取り除いたり、土壌の状態を整えて湿気が溜まりにくくなる効果が期待できる。
- 粉状の消石灰が均一に撒きやすい。
- 1平方メートルあたり20〜50g程度を目安に、湿気が多い場所には少し多めに撒く。
- 土の表面にできるだけ均一に撒く。
- 砂利を敷くことで地面の水分が蒸発しやすくなって湿気対策の効果アップが期待できる。
消石灰を使った湿気対策は比較的手軽に行える方法です。
庭の湿度をコントロールして快適に過ごすためにも、状況を見ながら継続して対策することをおすすめします。